ASDでACの妻と
アスペルガーのこども2人を持つ
定型夫の研究帳を公開します。

Category:軽度アスペ・ACな妻

アスペ妻の記録~灰色の誤算~

2014-09-05 Category:軽度アスペ・ACな妻

再現の引き金

実家から帰省した翌日は金曜日。娘と次男を保育所へ送った後、妻から朝の子どもたちの様子報告を受け、日課の起き抜けミーティングが始まった。
妻『娘は全く問題なし。次男は疲れが多少あるみたい。ちょっと甘えん坊だったかな』
私『……まあ、そうだよね。3歳だし。娘も夕方には疲れを見せる可能性が高いから、今日は早めに寝かせるように前倒しで行こうか』
妻『うん、それがいいと思う。……で、長男のことなんだけど、ちょっと元気なかったかな?』
私『……長男かぁ』
昨日の車の中での様子は、明らかにおかしかった。私の視線を避け、声を掛けられると叱られているような顔をし、話が通じているのかいないのか解らない妙な緊張感。かと思えば急に無理矢理にテンションを上げて、自分が楽しんでいるのをアピールするような不自然な感情の振れ幅。
……どう考えても不安定だ。
疲れや体調不良を感じていると不安定になったり、親族や私の友人と別れた後などにフリーズ気味になる事はよくあった。ただしそれは4~5歳くらいまでの事で、久しくそういった彼の反応は見ていなかった。やはり4年ぶりの祖父との再会は、彼にとっては動揺が大きすぎたのだろうか?
どうであれ、とにかく本人の様子を見る必要がある。
───ガチャッ
リビングのドアを開けると、漫画を脇にやってすでにこちらの様子を伺おうと首を伸ばしている長男と目が合う───。
……一瞬にして顔面蒼白。勢い良く体を戻し、さも今まで漫画を読んでいたようなフリに戻るが、指先まで白くなり蝋人形のような質感に成り下がっていた。彼の脈打つ鼓動がこちらまで届いてくる。その超絶な緊張感が、リビングの空気を一瞬にして“気を許せぬ見知らぬ空間”へと変貌させていく。まさに空間が“歪んだ”。
長男は耳が敏感で、かなり遠くの小さい音まで聞き分けられる。普段も私がリビングに向かってくる時には、足音で認識していてその時からすでに対応をしていることが多い。リラックスしている時はニコニコとこちらを見ているし、やや不安を抱えている時などはうつむいて気がつかないフリ、パニック時はまず私の表情を確認しようとする。
このパニック時の確認で、私が“笑って”いなければ彼は絶望したように硬直してしまう。
つい今しがた見せた彼の反応は、明らかにパニックの様相で、これは言葉で説明のしようがないが、その原因が私であるという事は手に取るように伝わった。祖父との別れでも体調不良でもなく、彼は今、私に緊張している。
そしてその緊張の規模は、昨年末の25日に及んだ強烈なフリーズの連鎖と同等か、それ以上の硬く厳しい空気を感じさせていた。

薄ら寒い感触

わが家の自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の当事者の彼らと暮らしていて、一番葛藤するのがこういう時に【何を思っているのかを尋ねる】ことのデリケートさである。その気持ちを聞いて簡単にクリアできることもあれば、半ばパニック状態の時に不用意に話しかけると、それが大きな引き金になることもある。
【私が行動しないと破綻する。私が行動すると破綻する】
かつて私が倒れる原因となった、ダブルバインドの仕組みそのもの。当時はそれが私にとっては責め苦であったり、二の足を踏ませない様にする窮屈さの象徴であったが、今は少々捉え方が違っている。
【どちらにしろ破綻するなら、そこにはお互いの人間性ではなく、コミュニケーションの方法論として、問題があったということでしかない】
要は本人がフリーズするほどの気まずいものなのだから、クリアするには結局は遅かれ早かれぶつかることになるということであるが、経験が浅いうちは彼らの劇的な反応に揺さぶられ、その根本を見失っていた事になる。
私『怒ってるわけではないから、ひとつ教えてほしいことがあるんだけどさ』
長男『……んっ! んん、な、なに……っ!?』
ソファごと空中に浮き上がりそうなほどのビクンとした反応。しかし、話を聞く姿勢を取り繕う辺りは、まだ余裕があるということだろう。
私『お父さんが今ここに降りてきた時、何を考えてた?』
長男『……え、ん…あ……、あの………』
何かを言いかけて言葉を飲み込む。そして長い沈黙。これは妻もよくやる反応なのでだいたい見当はついている。“その辺りの事を考えていたような気がするが、実際何を考えていたのかは解らない”または“何かを答えなきゃと考え過ぎ、質問そのものを忘れかけている”状態である。
私『あー、今ってさ、本当は自分が何考えてたのかなんて憶えてないでしょ?』
長男『え、あ、うん。そ、そう……』
私『そういう時ってさ、“わからない”でいいんじゃない?』
長男『う、うん。わ、わからない』
私『……本当に?』
彼の今の状態は説明は難しいが、妻を見ていたので何となく分かっている。彼は今、私に関する“何か”について考えこむ何かしらの問題意識を抱えている。ただ、それが何なのかを説明はできないし、いざ私が来た所で考えていたのかと言えばそうではない。その“何か”自体がすでにボンヤリと霞んでいる中、そこに意識をとらわれていたに過ぎない。
妻は大人、言葉にする能力も経験もあるのでこの状態であることを示唆すれば、はたと気がついてくれる。しかし、長男はまだ小学3年生。妻と同じように言葉にできるだけの基礎能力が育まれているのかは疑問である。今までは“そのうち分かるだろう”と後回しにしてきたことでも、段々と明確な言葉にして理解させていかなければならないことは増えてきている。
……しかし、それが今なのか。その判断をいちいち求められることがややこしい。
私『じゃあさ、今お父さんが階段を降りてくる音が聞こえてはいたね?』
長男『うん。お父さんがくるっておもってた』
私『その時、ドキッとしたり怖い気持ちとか浮かんでた?』
長男『……ドキッとした』
やや、彼の顔が和らいで、血の気が戻った。自分の体感覚を思い出し、今ようやく実感として認識できたのだろう。つまり彼は最初に私の足音を聞いた段階から“呑まれていた”可能性が高い。
私『それは何で? いつも君はお父さんが降りてくる度にドキッとしてたわけじゃないだろう?』
長男『……うん。そうなんだけど……なんか、なんかかんがえちゃった……』
私『それは何で考えちゃったんだろう。それにはお父さんに何か思っていることがあったんじゃないの?』
長男『……ううん……』
昨年末の状態と全く同じパターン。これ以上は全く意味をなさないと感じ、とりあえずの応急処置を施すことにした。
私『ねえ、長男。君は“おさるの気持ち”を憶えている?』
長男『うん。エサをもらったり、まもってもらったり、かわいがってもらうためにおサルさんは兄弟ときそったり、おやのきをひこうとがんばっちゃう』
私『今、お父さんが降りてきた時に“何か”を考えようとしたのは必要だったのかな?』
長男『ひつようなかった』
私『それは考えても答えが出ないよね。おサルさんの気持ちだし』
長男『うん。わからない』
私『じゃあ考えても答えのないことは考えたって無駄だよね。家族はどうすればいいんだっけ?』
長男『家族はただいるだけでいい』
いつもの問答に戻り、長男はすでに表情を取り戻していた。にこやかで急速に血色を取り戻した頬や手足は赤みが指していた。早くも回復か……いや、違う。これは応急処置だ。パンクしたタイヤに釘が刺さったまま、ただただ空気を送り込んで膨らませただけだ。少し前に進んだだけですぐに空気は抜けてしまう。そして、そのしぼむ早さで穴のパンクの規模も原因も分かることになるだろう。
今、空気を無駄だと分かっていながら送り込んだ感触としては、“深く・重たく・根本的な穴”を感じたとしか言いようがない。ニコニコと微笑む長男を前に、どこか今までの積み重ねた作業の全てを、目の前で破棄されたような乾いた絶望感が漂っていた。
なぜなら、今彼に“家族の距離感”を教えるための【おさるの気持ち】を伝えても、解決には至らないと分かっていたからだ。“家族の距離感”が原因だというのなら、昨日の車の中でのやりとりでほぼクリアしていたはずである。その翌日の朝一番からこの規模のフリーズを起こすとしたら、大きな原因があるに違いない。“家族の距離感”という、予想出来うる感覚的には近いであろう問題の答えを示唆し、解決する感触を思い出させることで一時の安定感を取り戻そうと企てたのだ。
彼は今本当の答えを言葉には出来ないし、認識できてもいない。
これはこの原因を早く突き止めなければ、長期化は免れないし、長引くほどに彼のフリーズは極大化して後にひけなくなる可能性をもはらんでいた。何より、彼のこのフリーズが長期化すると、副次的な被害がドミノ倒しの様に連鎖していくパターンを私は何度も経験している。

伝染

応急処置はまさに焼け石に水であった。
その日の午後には朝と同じ、土気色でソファにうずくまる彼の姿を目撃することとなる。ここでとれる手は以下のとおり。
1:彼が自分を取り戻すまで自然にかまえて放っておく
2:何が何でも原因を見つけ出して短期に解決をはかる

3:彼を自室で一人休ませ、なるべく私と会わないようにする

【1】は今までの経験上、彼が自発的に超えてくることはないと思われる。自分の問題を自分で把握できず、表面的な焦燥感をループしている場合は、具体的な足がかりを見つけるにはあまりに遠い箇所に意識が向いているので自力で脱出するのは不可能に近い。
【2】問題の根本を知っているのは彼だけである。彼が生み出した問題で、こちらがその予測を立てられない以上、最早こちらに打てる手はない。だからと言って長引けばあまりに連鎖する問題は多いので、短期決戦。思い込んでいる視点をズラすため、一定のショックを与える。
【3】まずは向き合える余裕を確保するために、元気のなさそうな様子がなくなるまで、一人にさせて回復を図る。元気が出てきたら少しずつ家族といる時間を増やし、朝起きてから寝るまでに様子がおかしくなることがなくなるまで、私が一切姿を見せない。
これらは娘が私との関係を極限までこじらせていた時に編み出した方法である。しかし、これらも応急処置ほどではないが寛解を見越せない、ただの対処療法。根本的な処置となれば、彼の認知のズレに対して直接的にアプローチをしない限り、可能性はゼロに等しい。
さて、この状況をどうするべきかと、2~3日様子を見ながら経過観察をするつもりであったが、どうやら事態はすでにそんな状況ではなかったようだ。
緊張の伝染。
私が少しでも動く度に青ざめ、部屋の片隅で硬直し続ける。私が言葉を発するとそれが自分への発言と受け取り、土気色になりながら怯えきった様な目で私を反射的に伺う。これらの行動は以前にも起きたことだが、空気読み能力の高い定型の次男が巻き込まれてしまった。
熱い夏、ただでさえ疲れやすい所に、保育所では毎日のようにプールがある。意外とこれも曲者で、上二人も3歳くらいの頃にはプールの時期が来ると、毎回夕方の機嫌が激しく悪くなっていることがあった。そして旅行の後の疲れである。次男はたった数時間で長男と仕草をシンクロさせてしまった。
私が動く度に反応する長男を見て、私が怒っているのかどうかを確認してくる次男。私が微笑みかければ次男も安心したような顔をするが、長男と私を視線で行ったり来たりしている内に、緊張状態に耐え切れなくなっていく。
私『ごめん、次男たぶん疲れてると思う。熱を測ってやって。後、ちょっと長男のビクビクが伝染り出してる』
妻『え、あ……ごめ、気が付かなかっ』
私『いや、君が悪いんじゃないし、気がつくのは俺の仕事、君はここから協力してくれればいい。……多分、これマジで長引くから、しばらくは疲れてそうだったらすぐに寝かせていこう』
妻『うん、わかった。そうだよね、お盆休みも目の前だもんね』
私『……ぐぐ、そうか、お盆休みか……ぶっ飛んでたわ』
そう、私たちは子どもたちの体力を考慮して、仕事を調整しお盆の前の週に帰郷を果たしたのだ。この土日を挟んで、すぐお盆休みに突入する。もし、このまま長男がこの状態で家族ベッタリの一週間が来たら……。
何も起きていないのに、勝手に認知を恐怖に向けて押し曲げ、子どもたち自ら“虐待”を受けているような心理状態を作り出す状況になりかねない。これは自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特性として、家族の距離感に認知のズレを持ちやすい長男なら、考えられなくもない。辛いかもしれないが、自分の特性であると認知した場合、自身の足で向きあおうとする機会は色々と考えられる。
しかし、次男までそれを擬似的に体験してしまったら、曖昧で複雑な状況処理をする定型の子の場合、それが将来どんな複雑な因子になるのか想像もつかない。

覚悟

次男の体温は37.1℃、幼児としては非常に微妙な体温である。微熱とも平熱とも取れない、どうにもこうにも中途半端な体温。
妻『……んー、よし次男。ちょっと疲れてお熱があるみたい。今日は早く寝よ!』
次男『おねつ……? 次男おねつなの?』
妻『そうだよ。それにさっきからお父さんのことばっかり気にしてるでしょ? 次男、疲れてくるとそうしちゃってお父さん悲しませちゃったの憶えてない?』
次男『うん。ぼくつかれてる……』
私『……!(グッジョブママン!)』
思わずソファで大きくうなづく私。その間も次男は私と長男を視線で行ったり来たり気にしている。そして、当の本人である長男はソファの一番端っこに、私と距離を取って座ったまま、小さくかすれた声で妻に囁いた。
長男『……ぼ、ぼくも疲れてねむいから、上に行きたい』
妻『……そうだろうね。眠いとか疲れてる時は、別にいつでも寝室に行っていいんだよ?』
長男『……ん……』
最早、妻の助け舟にまで、自分の評価を下げているかのような絶望的な表情と悲痛な声。もう話の内容も入っていないのか、ソファから立ち上がろうともしない。
妻『……行かないの?』
ソファに心持ち猫背のまま体育座りの姿勢で固まっていた長男は、妻の問いかけに対し、顔は前を向いたまま黒目だけ動かして私を視界に入れ、反応を伺おうとしていた。
妻『………はぁ。いいから行きなさい』
長男『……ん……』
ソファの肘掛けを探るようにして身を起こし、私に背を向けながら、しかし、意識は完全に向けたままドアの前まで歩いて行った。
長男『……お、おやすみ……なさ…い』
次男『お、おやすみなさい!』
一瞬遅れて次男も後を追いかけるようにして出て行った。妻は私の方をちらっと見ると、目をつぶり肩をすくませて二人の後を追っていった。
娘『ん~? 娘は? わたしもねるの?』
マイペースに手紙を書く練習を黙々としていた娘が、ニコニコとしながら尋ねてきた。何かしらの打算的な色はない。空気が読めていないといえば読めていないのかもしれないが、今はこのマイペースさに救われる。
私『ん~? 娘は? いつもの時間まで好きなだけ自由にしてていい~』
声のトーンを合わせて顔芸をしながら返す。ケラケラと笑いながら、落書き帳に戻りまた黙々と字とイラストを描いていく。これが一年前だったら、確実に今、寝室にいるのは彼女の方だっただろう。あの頃とは全く別人と言っていいほど、自分のいるべき場所を理解している。
今、長男がぶつかっている問題は、去年一年間で文字通り娘と私、そして家族でぶつかり合って娘自身が納得して越えてきたものだ。ここに来て、中途半端に合わせるのが上手かった長男が、内々にしてきた根本的な問題が噴き出してきたとも言える。
限りなく定型でありながら、限りなくアスペルガーに近い、彼ならではの“灰色の誤算”だ。
ただ、ここまでの中で、最もあの頃と違うのは、先ほど見せた妻の一連の行動である。以前の妻であれば私が次男の問題を伝えた瞬間に【私は気がつけなかった!】と問題ではなく自分を責めるとらえ方を起こしてパニック、硬直していただろう。しかし、妻はさっき私に次男の問題を指摘された時に、今の状況とこれから来るお盆のこと、そして微妙な熱の次男を寝かせる判断をした後、しっかりと“なぜ早く休まされるのか”まで教えていた。
去年の今頃は、パニック人員と平常心人員が4対1であった(いや、私ももう平常心ではなかったが)。今は2対3である。この心理的な支えは非常に大きい。
【家族っているだけで安心とか元気がもらえるもんじゃなかったっけ?】
かつて己の持った家族に向けた情けのない疑問であったが、今、自分以外に2人が平常心でいるという事、ただそれだけなのに涙がでるほど温かい。
やっぱり、信じるだけでは足りないのだろうか。
問題の存在に気が付き、問題の真意を探り、その解決に集中をする。ASD当事者の場合、それが他人に対してだったり、物事に対してだったら鋭く的確に合理的に動けることがある。しかし、自分の気持ちの問題となると、一定の訓練と思考回路を押し通ってズラすなどの刺激が必要になることがある。
長男にとって、今、自分が沈んでいる泥沼は、足を立てれば立ち上がれる深さであると、横たわっているのを無理矢理に引きずり起こして、その目で確かめさせる必要があるのかもしれない。
そんな一種の覚悟が迫られているのを感じていた。

【つづき】⇒アスペ妻の記録~鬼~

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  • 夫。30代。
    定型。フリーのデザイナー。
    自宅で仕事をするかたわら、家事・DIY・訪問営業撃退に勤しむ。 本人は定型だが、何かしら発達障害との縁が深い。
    心労と過労で3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。

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