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Category:軽度アスペルガーな長男

長男

5歳:外食で吐く・ごちそうでお腹を壊す│不安障害に似た反応

2014-05-15 Category:軽度アスペルガーな長男
※以前まとめた『転動』と別パターンです
外食すると気分が高ぶるのか、目が座ったようになり、挙動不審になる。食べる量が激減するのはもちろん、心ここにあらずといった感じで、食事どころではなくなってしまう。
そして、普段の3分の1も食べ切らないうちに体調を崩す。最悪その場で、もしくは帰宅後に戻してしまうことも
同じく家でのパーティーなどでも、似たような興奮状態になり、結局体調を崩してしまう。この頃から不安やストレスがすぐにお腹に出るようになってしまった。
■今だから分かること
以前にまとめさせていただいた『転動』のもう一つの側面です。この記事では主に『転動』を中心に書いていますが、今回のケースは『不安障害』に似た反応が見られたパターンです。
転動の場合は、注意が他に逸れてしまって食事に集中できない状態でしたが、この体調を左右するタイプの場合は『不安』が大きなポイントとなっていました。そして、彼の場合この『不安』は見慣れない店内や、知らない人がいるなどの環境によるものではなく、自分の過去の失敗が種となっていたようです。
過去の失敗とは、『転動』が元になって食事が取れなかったことに起因しています。
・ろくに食べられず、家に着いた時に正気に戻り『ごはんは?』と聞く
・注意があちこちに逸れてしまうため食器などを落とす
・食べ物が目に入っていないためほとんどの量をこぼす
……など。
これらは『失敗』を必要以上に恐れる彼にとって、正気に返った時のショックがとてつもなく大きかったようです。そのショックが引金になっていたと考えられます。
この頃は過去の失敗にとらわれたり、突如過去を思い出して、足がすくむほどの緊張を見せたりしていました。こういう時の彼は、会話がほとんど成り立たなかったので、詳細は定かではありませんが、おそらく『フラッシュバック』もしくは『タイムスリップ』を起こしていたのではないかと思います。
ここから7歳くらいまで、非常にストレスに弱くなり、何かある度にお腹を壊すようになってしまいます。精神のバランスに利用される『幸せ物質』と呼ばれるセロトニンは、消化活動や腸内温度などの調節にも利用されていると言いますが、これも関連しているのかもしれません。
この不安障害の様な現象は、転動への対策と、本人の『失敗』に対する『0か100か』の両極的な思考の矯正で解消されていきました。

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  • 夫。30代。
    定型。フリーのデザイナー。
    自宅で仕事をするかたわら、家事・DIY・訪問営業撃退に勤しむ。 本人は定型だが、何かしら発達障害との縁が深い。
    心労と過労で3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。

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