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Category:アスペルガーな娘

6歳:思い通りにならないと泣く・止められる前にやろうとする│アスペな娘の認知行動

2014-08-13 Category:アスペルガーな娘
例えば大人が今使っている日曜大工の道具に興味をもった時、それを手にとったことに『危ないから触らないでね』などと注意されると、いきなり泣き出すことがある。
また、出かける前のトイレや、就寝前の歯磨きなどで洗面所を使う時など、次男が競争モードに入った時、一瞬こちらを気にした後に顔をそむけるようにして争いに参加しにいってしまう。
これらの行動に共通しているのは、泣きだしたり、強引に行動に移した時には、意図的に親を見ようとしていない仕草が見られること。
【止められる・注意される】などの、自分でも適切ではないと理解している行動の時には、一瞬の躊躇の後に『ええーい、ままよ!』といった変な男気を感じることがある。
■今だから分かること
この当時は以前までの【思い通りにならない=即癇癪】ではなく、一瞬吟味しておきながらそこへの発想にとらわれていくような、いわば【シングルフォーカスへの誘惑に流される】ような印象が見られました。注意されたり静止されることには、もうほとんど感情的な反応を見せなくなっていたのですが、この急に泣き出すのと、振り切ろうとする反応は残されてしまったようです。
思い通りにならないことで不快感を露わにするのは、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特性として、特に子どもに見られやすいことのようですが、似ているようでちょっと違う機構が働いていたようです。改めて説明されるとケロッとしたり、反射的に泣いたり行動した自分を理解できていないという様子も見られました。
どうにも感情的になるスイッチの所在を自分でも分かっていながら、条件反射的に自分でそのスイッチに触れてしまい、後の流れは惰性で意識の薄いまま流れていく感じです。
後にこれらの行動の大きな要因となっていた、以下の二つのポイントが判明しました。
1:【“目に入った・気がついた”ことが、“本当にやりたいこと”と混同している】
2:【注意されたり、感情的に処理するまでがセットで流れになっていた】
1】は認知する段階でのズレで、5歳頃までの長男にも時折見られることでした。幼いうちは単純な好奇心があまりに大きくて埋もれていましたが、この混同は発達していくに連れて段々と浮き彫りにされていた感じです。
ふと目に入ったものに焦点があうと、それが【ずっとやりたかった】などの強い感情に取り違えてしまうので、本人はしょっちゅう欲求と我慢の連続にさらされていたようです。
これは『今そうしたいと思ったのは、【気がついた】って感覚で、【やりたい】ってこととは違う。【気がついた】だけかもしれないから少し見なおしてごらん』と、こういった行動が起こる度に指摘すること2ヶ月で、さらっとなくなっていきました。
2】はパッと見、【1】からの反応の流れと見間違えることが多かったのですが、【気がつく欲求と混同する行動して止められる感情的に反応説明を受けて安心する】という流れが彼女の中で確立されており、実際には途中で理解していつでも止められていたにも関わらず、最後までフルセットで行われることに凝り固まっていた状態です。
本当は第二段界の“欲求と混同する”が起きていなくても、流れが始まっていたためにそのまま突っ走っていることも多く、本人も不本意でありながら慣例を抜けられなかったのです。
これも【1】と同じく、流れの雛型が始まった時に、『気がついたのならそこで止めればいい。説得されるまで毎回いかなくてもいい』とあえて言葉にしたことで理解していったようです。
この二つのポイントは、我慢させるのでも別方向に促すのでもなく、本人がなぜそう思ったのかを本人に認知させたことがクリアの要素となりました。これらは欲求に関わる大きな起点だったようで、その後の彼女のさらなる安定につながっていきました。目の前の事に吟味をしてから取り入れる習慣がついたようです。
どうやらここまでの彼女は、本当に多くの欲求(錯覚が多かったわけだが)に苛まれていたようです。単純に我慢をさせる方向のアドバイスでは、彼女はかなりのフラストレーションを貯めこんでいたかもしれません。

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  • 夫。30代。
    定型。フリーのデザイナー。
    自宅で仕事をするかたわら、家事・DIY・訪問営業撃退に勤しむ。 本人は定型だが、何かしら発達障害との縁が深い。
    心労と過労で3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。

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