書いてある内容をちらっと
自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)にかぎらず、
人の目を見るのが苦手な子ども(大人も)は結構多いのではないでしょうか?
人の目を見るのが苦手な子ども(大人も)は結構多いのではないでしょうか?
そして、
こちらとしては目を合わせてもらわないと困る時もあります。
それは【叱る時】【大事な話の時】【気持ちを伝える時】など、
比較的真剣度の高い内容の時ですね。
こちらとしては目を合わせてもらわないと困る時もあります。
それは【叱る時】【大事な話の時】【気持ちを伝える時】など、
比較的真剣度の高い内容の時ですね。
しかし、それぞれの特性や性格によっては
【目を見ないほうが理解しやすい】
時や、
【目を見ないほうが気持ちを言える】
場合があります。
ただ、それでも目を見させて言わなければならない時もあって、
そういう時は
そういう時は
【やってしまった事を怒られるのが嫌だから背けている】
時、
【やらなきゃいけないのを知っているけど、とにかく流したい】
とか思っている時もあります。
今回はわが家での、その判断と対応についてです。
不安に思っている時
まず、子ども(人)が目を合わせないようにする時は
【不安に思っている時】【後ろめたい時】の2つがあるように思います。
【不安に思っている時】【後ろめたい時】の2つがあるように思います。
不安に思っている時は、もうそのままコミュニケーション上の『目を合わせる行為』そのものへの不安もあります。ある程度目を合わせてくる子でも、この【不安】で目をそらすことがあります。
特にこの反応は2~3歳のイヤイヤ期の子どもや、対人不安のある人、自閉症スペクトラムや発達障害のある人に見られます。
特にこの反応は2~3歳のイヤイヤ期の子どもや、対人不安のある人、自閉症スペクトラムや発達障害のある人に見られます。
そう言った時にあからさまに目をそらしたり、顔をそむけたり、聞いていないふりをしたりします。
考えていることは、『うまくできるかな』『うまくしゃべれない』『どう言えばいいのかわからない』だったりします。
考えていることは、『うまくできるかな』『うまくしゃべれない』『どう言えばいいのかわからない』だったりします。
この場合、わが家では無理に視線を合わせないように提言しています。
そうすることで『目を合わせなきゃいけない』という余計な緊張から開放されます。
その状態でこちらの言葉を聞いてもらったり、相手の気持ちを話してもらいます。
そうすることで『目を合わせなきゃいけない』という余計な緊張から開放されます。
その状態でこちらの言葉を聞いてもらったり、相手の気持ちを話してもらいます。
この『目を合わせなきゃいけない』から開放されるだけでかなり楽になるようです。
そうしているうちに会話の途中から自主的に合わせてきたりすることが多くあります。
そうしているうちに会話の途中から自主的に合わせてきたりすることが多くあります。
これは慣れないうちは、冷静なやり取りをしていることが前提ですが、
ちょっとこちらが感情的になっていても、言うことを冷静にまとめられると、
しっかりこちらに気持ちを伝えてきてくれることもあります。
ちょっとこちらが感情的になっていても、言うことを冷静にまとめられると、
しっかりこちらに気持ちを伝えてきてくれることもあります。
社会一般的には『話している人の目を見なさい』と言われますので逆行しているようですが、
繰り返すうちに段々と『目を合わせてそらすタイミング』を憶えて行き、
呑み込まれてしまうことがなくなっていきます。
繰り返すうちに段々と『目を合わせてそらすタイミング』を憶えて行き、
呑み込まれてしまうことがなくなっていきます。
後ろめたい時
後ろめたい時は、もうすでにやらかした時や、やらなきゃいけない物事に対して著しく自信がない時です。
この場合、なるべく短時間で目を合わせてもらい、こちらの表情を見せることが大きなポイントになっています。
この場合、なるべく短時間で目を合わせてもらい、こちらの表情を見せることが大きなポイントになっています。
ここで最後まで目を合わせずに終わらせるクセがつくと、言い訳を考える時間が多くなり、余計に事態を冷静に受け止めるチャンスを逃します。
そして怯えきったり消耗する前に『なぜダメか・なぜやらなくてはいけないか・なぜ必要か』の具体的な理由を、速やかに冷静に合理的に伝える必要があります。
ただ、どうしても目を合わせることに抵抗がある場合は、一度クールダウンさせ、穏やかに話が聞けるのを待つことも大切です。
その時に
『さっきはごめんね(怖かったね)、でも~~は~~だからやらなきゃいけないんだよ』
などの切り口で伝えると、けっこうすんなりと真剣に聞いてくれたりします。
これは子供だけではなく、定型の大人でも充分通用する手法です。
これは子供だけではなく、定型の大人でも充分通用する手法です。
ちなみにこの『さっきはごめんね』は、謝罪と交渉の基礎で、言い訳や理由の説明から入らず、自分の被にならない箇所(この場合、怖がらせたことや、不安にさせたこと)でまず謝り、それから冷静な提案や方法論に持っていくのが相手の譲歩や歩み寄りを作りやすく、成功するパターンと言われています。
見極めポイント
目を合わせないようにするといいのは『気持ちのやりとり』がある時、
目を合わせないといけないのは『規則のやり取り』がある時だと思うと分かりやすいかもです。
目を合わせないといけないのは『規則のやり取り』がある時だと思うと分かりやすいかもです。
目を見ることと気持ちの整理は、一緒にさせないほうが処理が早く、余計なブレを生みにくい。
また規則やルール、通念の浸透には真摯な表情と共に入れ込んでもらうほうが、強く刻まれるという方法論です。
また規則やルール、通念の浸透には真摯な表情と共に入れ込んでもらうほうが、強く刻まれるという方法論です。
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中の人
夫。30代。
定型。フリーのデザイナー。
自宅で仕事をするかたわら、家事・DIY・訪問営業撃退に勤しむ。 本人は定型だが、何かしら発達障害との縁が深い。
心労と過労で3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。
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