ASDでACの妻と
アスペルガーのこども2人を持つ
定型夫の研究帳を公開します。

Category:軽度アスペルガーな長男

長男

0歳:軽度アスペルガー長男の赤ちゃん時代まとめ

2014-03-11 Category:軽度アスペルガーな長男
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確証はないが典型的(?)

睡眠障害、感覚過敏などの『自閉症スペクトラム』に多いとされる行動や特徴(もちろん全員がそうだというわけではない)が、長男くんにはすでにこの頃から散見されていたと思います。ただ、検診などで引っ掛かるような明らかな遅れはなく、違うベクトルでものを捉えたり成長している気配のような心象がありました。
うまくは表現できないのですが『確証はないが典型的なズレ』のような物はかなり早い段階には夫婦共に感じていました。
当時はアスペルガーなどの言葉も知らなかったものの、今までの経験から何かしらの障がいがあるのではないかと、その可能性を疑ったことが何度もあります。
実家や相談した人物からは、『新生児期はそんなに解るものではないよ』と言われたことがあります。しかし、当時0歳の息子に感じていた違和感は、現在の彼の問題点にしっかり連結しています。また、同じく『自閉症スペクトラム』である娘の時も早々に違和感を感じていました。
親として何か『引っ掛かる』ものが多数あり、それがどう定型と違うのか明確に言葉にできず、その頃は非常に悩みました。
しかし、調べれば調べるほど、同じような『引っ掛かる』ものを同じような時期から感じている親が多いということを、後々に知ります。
当時は情報が少なく、また小さいので判断がつかず、ただ漠然とした不安を感じていました。
当時もインターネットで色々調べることが多かったのですが、アスペルガーなどのページにキーワードから行き着けるようになったのは、ここ数年になってからのような気がします。
うちの長男くんの場合、早くにそう言った特長ある行動があったものの、会話に引き込むための興味のポイントはあったので、早期に手を打つことが出来ました。
現在は性質的に問題になることに対し、対処の行動を教えてきたため、『ふつうの子と違う』と外で疑われることがまずありません。
それでもまだ苦手なシチュエーションやジャンルは残っていますし、早くに対処したからこその問題もまだ抱えています……。

妻はどうだったのか?

妻はその頃は非常に不安定で何かをお願いするとか、相談するといった行為が難しく、私にとっては非常に孤独な時間でした。
楽しいことや、子どもとは関連のない話題だと自然に会話できるのですが、現実的に目の前の息子の問題に『さて、どうしようか?』と相談しようとするだけでもはぐらかそうとします。
あの頃の彼女はそういった問題から全力で目を背けていたような状態だったので、そういったことを聞くことはもちろん、問題にすること事態に感情的になりやすく。結局しばらくは話題にすらできず……。
私にはとにかく妻の心身ともの回復を待ち、余裕のある状態で話し合いを望む以外にありませんでした。
ちなみにこの頃は、妻のそういった不安定な部分を『個性のひとつ』だと思っていたため、それ以上踏み込んで一緒に考えようとかはできていません。
今それを振り返ると、その時にそうしていたことが良かった点もあり、悪かった点もあり。
広い視野で見れば『深刻な毎日を送らずに済む余裕』を維持するにはちょうど良かったと思います。あの時から妻にも正面に立たせ、お互いにキリキリやっていたら、今の生活はなかったのではないかと思います。
現在、妻は自分にASD(自閉症スペクトラム/アスペルガー)と、ADHD(ADD)傾向があったことを知り、現在は相談したり、当時のことを思い出したりと出来るようにはなっています。それまでは当時のことを思い出そうとすると、ぼんやりと『大変だった』とは感じていたようです。
どこか社会生活に対して漠然とした苦手意識やコンプレックスがあり、受け入れることに抵抗があり、自分を保護しようとしていたのかもしれません。

妻と息子の共通点

当時の息子のことを妻に尋ねると、自分なりに『親や人から聞いていたこととのズレ』を感じて不安に思っていたとのこと。これらは妻や息子・娘に共通している部分でもありますが、不安に思っていることに対して独特な壁の作り方をする時があります。
『見ないようにする』『聞いていないふりをする』『気が付かないふりをする』などのスルー型の逃げる体勢をとる。逆に感情的になり、そのことに触れることを拒む強硬型の拒否。があり、本人もその時はなぜそんなに壁を作ろうとしているのか分かっていないことが多いのも特徴です。

少し心が楽になった方法

一晩中泣き止まない彼を抱き、妻を寝かせた後のリビングでひとり彼と過ごした時、違和感に押しつぶされないようにするために、心に刻み込んだ事があります。
『可愛い』と無理に思い込もうとしないこと─。
それまでにも赤ちゃんをあやす経験がおぼろげながらもいくつかあり、それと比較しても当時の息子は理解が出来ない点が多かったのです。
理解できないからこそ怖いと感じましたし、『泣く』行為は何かしら明確な原因があると思いがちでしたので、酷く追い詰められました。
周りからは『生まれたばかりの赤ちゃんを持つ親は溺愛しているもの』といったステレオタイプな視点からのご意見が多く、それらが『自分は親になる資格が無いのではないか』『他はできているのにうちは……』などのマイナス思考を生み出しそうになっていたことに気が付き、そう思うことで余裕を取り戻したことがあったからです。
こういった内容のブログで、こんなことを書いたら色々なところから怒られてしまうかもしれませんが、その余裕に気がついた時、自然と息子の理不尽に悪態がつけている自分に気が付き安心したのです。
『ああ、もう、なにが悲しくて泣いてんだか、このウンコマンは……』
親として、大人としてどうなのかってセリフですが、こんなセリフを吐けた時、急に心が楽になり息子を受け入れられたような気がしました。

一番つらかったこと

当時、義母と母の折り合いが悪く、また私の母もその頃、様々な事情から不安定でした。
そこで初孫の誕生。
いろいろと力んでしまったのでしょう。会う度に『説教』に近い教訓だらけの話になり、子育てのことや将来のことを『どうするのか?』と追い込むように詮索してきました。
長男は比較的明るい時間は安定することがあったので、夜の状態を知らない母には、どう相談しても『赤ちゃんはそういうものだ』『親は我慢だ』とばかり。

しかし、自分からは『なんだかこの子、目が合わない』『なにかが違う気がするわ』など、余計に不安を突く一言の連発でした。
当時はたまたま住んでいたところが実家に近かったため、訪問することも多く、妻との間・義母との間・息子の問題と板挟みで心が開放されることがまずありませんでした。

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  • 夫。30代。
    定型。フリーのデザイナー。
    自宅で仕事をするかたわら、家事・DIY・訪問営業撃退に勤しむ。 本人は定型だが、何かしら発達障害との縁が深い。
    心労と過労で3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。

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