ASDでACの妻と
アスペルガーのこども2人を持つ
定型夫の研究帳を公開します。

Category:軽度アスペルガーな長男

長男

1歳:軽度アスペルガー長男の1歳時代まとめ

2014-03-14 Category:軽度アスペルガーな長男

『こだわり・とらわれ』基本特質が完成

個性というか本当に『くせ』の強い子でした。行動範囲が広がり、思考パターンや運動能力の発達を見ていると、著しく遅れているようなことはなくても、出来る事・出来ないことのブレ幅がかなり大きかったと思います。
1歳の終わり頃から自閉症スペクトラムの性質のひとつ、『こだわり・とらわれ』が段々と強くなりだし、その後の『魔の2才児』に突入するのですが、はまりこむポイントというか方向性のようなものはこの頃からすでに完成していたように思えます。
長男くんの場合は、現在、顕在化している特質は非常に軽く、改訂された2013年以降の新しい自閉症スペクトラムの基準では適応されないと思います(※)。『個性の範疇』と10件受ければ9件は診断されるのではないかと。
※第5版の「DSM-5」米精神医学会が定めた世界的な判断基準です。この改訂でアスペルガーと言う言葉もなくなりましたが、当サイトでは解りやすくするために使用しています
1~3歳の頃はかなり強く傾向が出ていましたが、現在は私たち親以外ではほとんど定型と見分けがつかない状態になっています。(年に3~4回ほど、パニックを起こしたり、テンションが振りきれた時に表面化することはあります。現在もトレーニング中)

『親への依存』が強い。『親の顔色をうかがう』

『できないのではなく、やらない』が激しく、なにをするにも教えてもらうのを待ち、自分から積極的には動きません。教えてもらっても自分の先入観と違っていれば聞き入れず、結局いつもの一辺倒で暴力的な行動をするだけでめちゃめちゃに。
1歳くらいなら起きることだろうと思っていても、全てにおいてそういった関わり方をするうえ、その期間は非常に長くなりました。
この頃から4歳程度まで、穏やかに微笑ましく遊べた記憶はありません。
遊び方に『親の反応をうかがう』様子が見られるのは2つのケースがあり、
ひとつは上記のような『これでいいの?』をいちいち繰り返してしまうケース。
これは時折、分かっていることでも不安があると始まり、今までさらっとできていたことでも突然悩んでできなくなります。
もうひとつは『親の反応を楽しんでいる』ケースで、これも定型の子どもも行う、確かめるような反応なのですが、一日中やります。何かをちょっと触っては親を見る。何かをちょっと触っては親を見る。目があっても笑ったりするわけではなく、気まずそうにしながら目を逸し、また1からスタート。
これらは遊びの中だけでなく、色んなシーンで起こり、ちょっとしたことに非常に時間がかかることが多くありました。
また、そういった時に取る行動は、ことごとく『間違っている』方の選択をすることが多く、『わざとやっているのでは?』と思っていた時期もありました。
もしかしたら、『とらわれ』が失敗する方向に向いていて、失敗がまず発想にあったため、それが正しいか失敗か判断の持ち込むこと無く手を付けていたのかもしれません。
なぜなら、自閉症スペクトラム(アスペルガー)の場合、『0か100か』『白か黒か』『マルかバツか』の対極な思考が強く、『失敗』を必要以上に重く受け止める傾向があるからです。

実家からむけられた『過干渉疑惑』

大人の反応をチラチラみながら何かをする仕草が『過干渉をしているのではないか?』と実家から指摘されて困惑したことがあります。
もちろん親からの過干渉でACや不安症などの様相で、『親の顔色をうかがう』が起こる子もいるでしょうが、うちの場合は『0か100思考』が要因だと思います。良いか悪いかいちいち判断を仰いでくるため、そう見えることがほとんどです。
だいたいそういう時は『あっているのか、あっていないのか不安でオドオドしている』状態だったと後に本人から聞くことになります。
なにより『過干渉』といえるほど構ってあげられてませんし……。
何かをする時、いちいち大人の顔色を見ながら、試すような行動をするクセはいまだに起こることがあります。
傾向としてはテンションが上がりすぎて、治まりがつかない時などのわかりやすい時もあれば、学校でのイベントに心配事があり、自信をなくして心が小さくなっている時もあります。
また、父親である私にかまって欲しくて、反応欲しさに始める場合もあります。

1歳で始まっていたが
当時は気が付かなかったこと

自閉症スペクトラムの子は、独特な考え方や発想から『こだわり・とらわれ』が生まれ、縛られたりしているのですが、そこに気がつくのはなかなか難しいことが多いです。
不安に駆られていたり、何かにとらわれて相談もできないくらいパニックになっている時は、パニック用の顔になっているだけの事が多く(極端に言えば笑顔と困り顔しかない)、その表情から細かい事情を判断するのは非常に難しいからです。
この状態になると助けがない限り地力で抜けるのは不可能に近くなります。
その原因は『なぜそう思っているか』『どうなっているのか』の判断がついておらず、いわれのない不安に駆られてパニックを起こしていることが多いからです。
自分を冷静に判断して、自分から周りに相談するなどの『助けて』が出来るとよいのでしょうが、これを教えるには状況が分かりづらく、現在も難航中です。
結構困るのは『顔は深刻だが、内心ちょっと判断に戸惑っただけ』の時です。
周りが巻き込まれて大袈裟に動いてしまうのですが、本人は『大したことではない』捉えなので、ケロっと空気に読めていない反応を返すことがあります。

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  • 夫。30代。
    定型。フリーのデザイナー。
    自宅で仕事をするかたわら、家事・DIY・訪問営業撃退に勤しむ。 本人は定型だが、何かしら発達障害との縁が深い。
    心労と過労で3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。

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