ASDでACの妻と
アスペルガーのこども2人を持つ
定型夫の研究帳を公開します。

Category:軽度アスペルガーな長男

長男

1歳:おもちゃの遊び方が乱暴で一辺倒

2014-03-12 Category:軽度アスペルガーな長男
出来ないのではなく、やろうとしない』の一環で、『納得したやり方でないとやらない』が激しく、どんな玩具も同じ遊び方をしようとすることが多かった。
具体的にはおもちゃをテーブルや他のおもちゃに叩きつけて音を出す。
機関車も車も飛行機もぬいぐるみも。
この頃はどんなものでも叩きつけて音を楽しむ遊びばかりだった。『こういうふうに遊ぶんだよ』とお手本を示しても、首を振って聞き入れず、破裂音を出すことに夢中になっていた。
時折、普通の遊び方をしようとする時があるが、すぐに思い直したようにバンバン叩きつけに変更していた。
うちにある玩具はことごとく数時間で壊された。そのうち、それが止められなくなり、楽しくなると人にぶつけようとすることが頻発し、非常に困った。
■今だから分かること
この『納得したやり方でないとやらない』は激しく、どんな些細な事でも思い込みと違っていれば受け入れませんでした。
2歳に近づくに連れ、それが原因で遅れが出始めていたうえ、本人は『自分と違うものを笑う・見下す』といった道徳的・倫理的に容認出来ないくせが強かったため、早い段階から矯正することになりました。
そこで分かったことは、本当に本人は他のやり方をよく見ているし、理解はしているということ。そして、そうする理由がないからやらない。
しかし、叱られたりすると『非常にすんなり』受け入れることが多く、またそうしないと聞き入れないため、叱る回数は自然と増えていきました。
叱らないとやらない。叱られるまで絶対やらない。
これは後に理由がわかるようになりますが、
この頃は幼すぎるためさっぱりわかりませんでした。
そのため『叱りすぎではないか』『過干渉ではないか』と、
自分を責めることが多くなります。
よくアスペルガー症候群子育て本には、
『努力でどうなるものでもないので強制してはいけません』とあります。
この頃は彼が自閉症スペクトラム(アスペルガー)かどうか、全くわかりませんでした。
だから『努力でどうなるものでもないので強制してはいけません』を知った時、
私は自分を責めることになります
【もしかしたら、彼のなにか大切なモノを、私はすでにねじ曲げたのではないか?】と。

しかし、それが結果的に良かったと言うことが、後に長男本人との会話で判明します
正面からぶつかっていたことが、彼にちゃんと伝わっていたこと、快方に一気に流れるポイントになっていたことはこの時は知る由もありませんでした。

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  • 夫。30代。
    定型。フリーのデザイナー。
    自宅で仕事をするかたわら、家事・DIY・訪問営業撃退に勤しむ。 本人は定型だが、何かしら発達障害との縁が深い。
    心労と過労で3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。

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