ASDでACの妻と
アスペルガーのこども2人を持つ
定型夫の研究帳を公開します。

Category:アスペルガーな娘

2~3歳:食事中の謎の腹痛とごっくんできずに泣く現象(感覚過敏?)

2014-04-05 Category:アスペルガーな娘
いつも食べられるのに、今日はモグモグもぐもぐ飲み込めない。
私『……ぺっしなさい』
娘『イ、イヤァァァァァー!
私『……いや、泣いたら余計飲めないし、泣くことじゃないよ?』
で、寝るまでグズグズ。でも寝室行くとケロッとして今度は寝ないのだが。
別の日
(……おお、今日は珍しくよく食べるな。もう少しで少なめご飯完食だ♪)
娘『ゥ……ッ、!!!!』
私『ん? どうしたの?』
娘『イ、イヤァァァァァー!
私『ええ? なになに!?』
娘『おなかがいたい、いたい!
半ばパニック状態で腹痛を訴える娘。席を外しそのまま床にうつ伏せで倒れこむ。
熱もないし、そんな前触れも一切ない。だいたいお腹痛い時は人間本能的に、身体が丸まるもんじゃないだろうか?
お腹に手を当ててうつ伏せに伸びた状態で倒れこむ娘。だいたい5~10分でケロッとする。そんなことが2~3週間に1回起こる
検査しても特に異常なし。
■今だから分かること
食べているものの食感そのものが、『食べること』以上に気になって食べられないパターンと、噛んでいるうちに食感が変わり、それが『食べること』以上に気になって食べられないパターンがあったようです。
また、今回の例はたぶん『満腹感が理解できない』が大きかったと思います。
彼女は『眠気・空腹・満腹・具合悪い・暑さ寒さ』の感覚に鈍いところがあります。これは自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)に見られる感覚鈍麻の一種だと思われ、これらの感覚が2~5歳当時の彼女にとっては『不安感』や『苦痛』に非常に似た感覚だったようで、大きなパニックにつながっていました。
定型の私からすると『まず落ち着いたらいいのに』と思ってしまいますが、彼女の場合はまずパニックに陥ってしまうので『苦痛』と感じてしまえば、その通りの感覚にとらわれてしまうようです。
この頃はこれ以外にも『たそがれ泣き』が続いており、夕飯をまともに摂れるのは2~3週間に一回。
この回数は彼女が『満腹パニック』を起こしている頻度と一致していることに気がつくのは、黄昏泣きが治まり、通常の食事スタイルが見られるようになる4歳頃からでした。
当時とった手段は、普通量のご飯の3分の1の量を茶碗につけ、おかわり回数を増やす方式を取りました。これならば親が判断しやすくなることと、おかわりの度に『いっぱい食べてえらいね』など褒めることができるから。ただ、これも長男と次男には効果がありましたが、娘の場合はやはり波の影響が強く、ダメな時はダメ。
結局、本人が食事を摂ることを概念として受け入れられた5歳までは、ほとんど『食事の姿勢を取れていれば良い』として発達を待ちました(詳しくは下記の偏食の話をごらんください)。

【関連記事】⇒アスペな娘2~3歳:偏食

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  • 夫。30代。
    定型。フリーのデザイナー。
    自宅で仕事をするかたわら、家事・DIY・訪問営業撃退に勤しむ。 本人は定型だが、何かしら発達障害との縁が深い。
    心労と過労で3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。

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