以前書かせていただきましたが、私は定型発達(いわゆるふつう)も自閉症スペクトラムも発達障害も、どこか地続きな人間の中のぼんやりとした分類分けに過ぎないと考えています。
今回はそのちょっと発展形な私論です。超々妄想が入っている私論なので、不快に思われる人がいたらすみませんが、人間関係を違った視点から眺めてみると意外に解決の糸口がある事が多いのでまとめてみます。
もし、不愉快に感じられる方がいらっしゃいましたら申し訳ありませんが、
この駄文から現状のテコ入れのひらめきにつながる方がいればと思い、
恥ずかしげもなく書きます。
(私自身、こういった発送の転換から解決策を閃いたりしていたので…)
この駄文から現状のテコ入れのひらめきにつながる方がいればと思い、
恥ずかしげもなく書きます。
(私自身、こういった発送の転換から解決策を閃いたりしていたので…)
アスペタイプとADHDタイプ2極バランス論
人にはみな、アスペタイプとADHDタイプが内蔵されていて、そのバランスの違いが個性の源流になっているのではないか? ということ)。
わかりやすくするために極論を書けば、
アスペルガータイプの人は目的以外には受け身になりやすく、長考型だが速い展開に流されやすい。状況の変化にストレスや不安を感じるが、人に引っ張られていく変化には安心感や包容力を必要以上に感じやすい。やっていることを認められることに喜びがある。おっとり大人しいタイプ。
アスペルガータイプの人は目的以外には受け身になりやすく、長考型だが速い展開に流されやすい。状況の変化にストレスや不安を感じるが、人に引っ張られていく変化には安心感や包容力を必要以上に感じやすい。やっていることを認められることに喜びがある。おっとり大人しいタイプ。
ADHDタイプの人は行動的だが理論的思考は浅く、自分の考えが与えられた物だとしても、自分の意識として信じ込みたがる。変化がないことにストレスや不安を感じるが、人から与えられる変化にもストレスを感じやすい。自分を認められることに喜びがある。押せ押せタイプ。
大きく分けるとこの2点の両極的な特性があって、中には自分をアスペタイプと思い込んでいる交錯ADHDタイプや、自分をADHDタイプだと思い込んでいる交錯アスペタイプもいるように思えます。
これらがバランスよく内包されていれば、社会的にも行動的にも問題になることは少ないのですが、完全に同量のバランス型の人口は非常に少ないと思われます。
バランスの偏りが色濃く出て、かつ、先天的な特性が色濃く出て、社会的障がいが出れば自閉症スペクトラムとなったり、行動的に障がいが出ればADHDとなっているような……。または、逆に先天的な脳の仕組みや、分泌物の需要と供給のバランスで、2つの特性が強調されているような……と妄想することがあります。
引き合う2つのタイプ・反発しやすい同タイプ
そしてこの2つは非常に引き合いやすいのも特徴です。特性からいけば、昔からよく言われる『ないものを求め合う』関係に似ています。ただ、どちらかと言えば、お互いの依存体系と自尊心の持ち方にちょうど良い凹凸があり、適切な依存関係にあるうちは、関係を心地よく感じやすいのではないかと。いわば依存と自尊心に関して適材適所な関係です。
ただ、依存関係が極端に偏り始めると、お互いがお互いの何に依存しているのかを理解できなければ、解決も緩和も難しくなります。
このうち、交錯アスペタイプと交錯ADHDタイプの場合、表面上の雰囲気よりも、本来のアスペタイプとADHDタイプの両極が、引き合いのバランスとして強く出ているようにも感じられます。
感覚的に会話の端々に感じる事があるのか、フェロモンでも出ているのかはズブッズブな素人なので研究のしようもありませんが、結構上手く見抜いて出会っている気がします。
感覚的に会話の端々に感じる事があるのか、フェロモンでも出ているのかはズブッズブな素人なので研究のしようもありませんが、結構上手く見抜いて出会っている気がします。
これが恋愛感情であったり、友だち関係であったり、最初の起爆になるフィーリングの元になっているのではないかと考えることがあります。
逆に同タイプの場合、どこか磁石の同極同志の様に反発することが多く、これは社会はもちろん親子関係でも起きている印象があります。これも依存をポイントに考えれば、お互いの依存傾向が同じ方向に向いているため、補い合えずに落ち着かないからだとも考えられます。
よくコミュニケーションの一歩として、相手の趣味や趣向をたずねたりしますが、結構これらでも依存の傾向が分かったりするものなので、もしやこれもそういう……。
親子や夫婦、距離がとれない関係での反発や依存には…
両極からの引き合う関係であれば、お互いの依存し合えるボーダーラインをしっかりと引くことが大切な気がします。どこまで踏み込んでいいのか、乗っかっていいのかわからない場合に、適切な距離感を見失い、人間関係の崩壊につながっていることが多いので。
逆に同極で反発しあってしまう場合は、自尊心のあり方と依存したい先のバッティングを避け、どこまでがお互い自分の物にできる領域かを決めるのがいいかもしれません。
つまり、お互いが依存と自尊心のあり方で感情的になっていると理解することが、まず前提です。これは現在の社会通念上、大人同士の場合はちょっと恥ずかしい部分でもあります。
まとめ
などなど、私が感覚的に感じている人間のタイプを大きく分けて問題定義し、人間関係のつまづきやすいポイントを無理やり見つけてみました。今までの人間関係を振り返って当てはめてみても面白いかもれません。
まあ、血液型占いみたいなものだと流してください。
まあ、血液型占いみたいなものだと流してください。
ちなみに、この2つの間に真性の超定型タイプが、レア的に存在していて、どちらの要素も打ち消し合っているのか『そつなく大人しい印象』があるものの、両タイプと上手く距離を掴んでいたりします。
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中の人
夫。30代。
定型。フリーのデザイナー。
自宅で仕事をするかたわら、家事・DIY・訪問営業撃退に勤しむ。 本人は定型だが、何かしら発達障害との縁が深い。
心労と過労で3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。
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